年縞博物館
わが町にこのほど年縞博物館がオープンしました。
年縞とは、プランクトンや鉄分によって異なるものが湖の底に毎年積もることで、縞模様になった泥の地層です。此処三方五湖の一つ水月湖には、断層の影響があり、静かに湖底に潜り続けた為、その年縞が世界一の長さ、45メートル。7万年前間、毎年途切れることなく積もり続けています。
6万年前に大山に噴火による灰や、7万年まではネアンデルタール人が、現生人類と併存していた証など、読み取れるそうです。
年縞に含まれる花粉の種類や量により、当時の気候や降水量などもわかるそうです。
また、この年縞が世界標準に認定されたことは本当に素晴らしいことです。
携わった研究者の皆さんが、湖水のいかだの上で作業されていた風景を何度も見たことがありましたが、地味でとてつもなく、我慢の作業だと思います。ありがとうございますの一言に尽きます。
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