春霞日記

昨日から春の雪です。今日は気温も２．３度。本当に寒く、縮んでいます。四国の桜開花の便りが届き、海の向こうワシントンでは、日本から送られた桜の苗が、今年１００年を迎えたそうです。満開の桜を半袖姿の花見客で賑わう情景をテレビで見ました。

もうすぐ４月。この所雨ばかり・・・

近くに瓦屋さんがあります。この工場の屋根が面白くカメラに納めました。青・緑・黄色・赤・茶などパッチワークの様で・・・もし私が小学生だったら、先ず写生したでしょう。側に数人の人がいて、笑っていましたね。ここは瓦屋さん。余った瓦でこんな広い屋根を色配分しながら、こつこつと並べていった姿が目に浮かびます。芸術的で好きですね・・・

僧椀と書くのかも・・・田舎では冠婚葬祭用にどの家でも２．３０組あったはずです。１．２．３の膳で一組。

１の膳は、煮物、和え物、汁物、ご飯など。

２の膳は、揚げ物、蒸しものだったでしょうか・・・定かではありません。

３の膳は、饅頭やお菓子、餅などです。

私の家にも納屋の中に、木箱に入った膳が沢山ありますが、最近では全く使いません。使った後よく乾かし、フキンで何度も拭いてから紙でくるんで箱の中に納めます。大変なんです。これが・・・

知人宅で２の膳まで戴く機会がありました。感激でいっぱい・・・後が大変なんでしょうね。それを思うと少し緊張しました。何時も食べ終わってからか「カメラで撮るのを忘れてしまった！！！」

雪解けと同時にフキノトウが出てきました。すぐ開いてしまうので、雨の中バケツ一杯ほど採ってきました。今夜は蕗味噌を作りましょう・・・

田楽においしいですね。

熱々ご飯だとおかずは要らないです。

春一番の山菜。嬉しい春を迎えました。

積雪の為でしょうか・・・２月４日に姿を消したコウノトリが又、飛来してきました。車で農道を走らせていた時に見つけました。運転席から１メートル。人工飼育の影響で、とても人慣れしているようです。こちらが焦ってしまいました。日本では巣は木の上に，西洋では人家の屋上に作るそうです。 何度見ても幸せ・・・

「ここいろ」が３月に入って営業を開始しました。今日はちらし寿司にハマグリのお吸い物。私たちも戴きました。子供の頃はお祭りにはちらし寿司を食べた覚えがあります。今、我が家は２人暮らし。つい、沢山作りすぎるので暫く止めてましたが、やっぱり懐かしく美味しい日本の祝い膳ですね。

1933年生まれ、もう80歳を迎えられるのですね・・・昨晩、町内のホールで聞かせて戴きました。バラード調はゆったりと。サンバ調などはにぎやかに。メリハリのある曲で嬉しい 時間でしたね。クインテットの演奏者の皆さん、涼しげに曲をこなしています。流石、日本を代表するだけのことがありますね。

この所、芸術の秋の様に盛り沢山です。雪解け前の家の周辺。あと２週間ぐらい充電出来そうです。

4年前から始まった地区公民館主催の作品展が2日間開催されました。書道、絵画、陶芸、絵手紙、布、皮、木、藁など使った作品が集められました。趣味の領域とは言え、どれも素敵です。それぞれ 余暇を十分に満喫され、豊かに時間を過ごされていることに驚きです。来年も期待したいです。