春霞日記

寄せ植え、お菓子作り、針遊びに野菜マーケット。二日間にわたり イベントが地元の公民館でありました。手作りの作品展も同時に開催され７０点の作品が集まり、地元の人や子供、お母さん達で賑わったようです。ポーチ作り担当の私は、３時間で出来上がらないので夜なべをして表地にキルトする分大変疲れましたよ。若い人、７０歳代、初心者。それぞれ針を持つことが好きな人ばかりです。時間通りに完成。嬉しい時間でした。　

４０代女性５人、皆さん布遊びの趣味の人です。お昼ご飯を食べさせて・・・と言うわけで　　　　　　　　　　　　　　　

献立　　秋野菜のゆず蒸し　ミョウガ

　　　　　の酢みそ和え　　ゼンマイ煮

　　　　　里芋、椎茸煮　　黒豆煮

　　　　　焼き豚サラダ　　野菜のごま

　　　　　豆腐和え　　千枚漬け　カワ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　ハギのフライ　　　大根飯　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　豆腐の黒蜜かけ　　　　　　　　　　　　　

趣味の会話が弾み、楽しい時間でした。

懐かしいダルマレース糸を 町内に住む８５歳の女性から頂きました。彼女は今もレース編みの現役です。時々会議に同じ委員として出席し、私的なことも色々とお話しさせて頂いています。おばあさんではなく立ち振る舞いも若く、兎に角素敵な人です。私も若い頃レース編みに没頭しましたよ。もう３０年ほど前になりますが・・・今日は用事があってお宅に伺い進行中の作品を拝見。見事です。糸を染めて刺し子に使います。

５日、大野和士　指揮　フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団がやってきました。大野さんについてはテレビで数回拝見してました。日本人は元々、管弦楽は理解できないよ・・・と西洋人の一部のひとはおっしゃいますが・・・だからどうなんですか？？？と言い返したいぐらいです。小澤征爾さんだってオーストリアで頑張って見えるし・・・日本人は誰にも負けない繊細さがあるのです。今回だって今まで聞いたことのないくらいやさしい音色。聞き惚れました。ハーモニーホールのパイプオルガンも聞けて最高でした。

　　オペラ　　カルメン　組曲・・・ビゼー

　　バレエ音楽　ロメオとジュリエット・・・プロコフィエフ

　　交響曲第３番ハ短調　オルガン付き・・・サン、サーンス　　　　　　　　　　　　　　

池田町に住む叔母家族が引っ越す為、朝からお手伝いに行ってきました。５０年ほど前に建てられた家です。私が小学生の頃出来上がったばかりのこの家に母と来たときの情景が思い出されました。ケヤキ作りです。見事な大黒柱。もう、私も尋ねることが出来ません。掃除が済めば購入された新しい住人が住むらしいのです。 お庭の紅葉が何となく寂しげです。

オークションで入手した箪笥です。私が古布に興味があることを知人がみんな知っているので、あちこちから着物を頂く機会が増え、それを解いて反物にして保管しているのですが・・・種類別に収納できればと思っていた矢先に、反物収納箪笥に巡り会ったと言うわけです。朝からワクワクして値段を付けていたのですが・・・最終的には思いも寄らない高値で自分に物になりました。少々落胆したけれど、届いた現物はマーマー。ケヤキの艶もあります。以前呉服やさんがお店で使っていたとのことです。大事にしたい箪笥です。

晴天に恵まれ。やっと秋祭りを済ませました。能の奉納も恒例行事となり静かな境内に楽が聞こえてきました。今年も滞りなく済ませることが出来、ひとまず落ち着きを取り戻しています。