近くに住む知人が義理のお姉さんと刺し子展を三日間開きました。八年間教室に通われたとのこと。細かい手仕事に感服しました。明治以前は庶民の麻の衣類を丈夫にそして暖かい物にするために施されたのが刺し子の始まりです。明治以降は、木綿が普及し、新しいうちは晴れ着に、古くなれば作業着となり、布が傷んでくれば布を当て、上から刺し子を施して長く大切に使ったのです。今では色々な型の模様を生かした作品がインテリアや生活の中でしっかりその伝統を引き継がれています。私も歳を重ねるに連れ刺し子が好きになり、布作品の中に少し取り込んでいます。
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